【大企業を退職】サラリーマン生活を振り返ってみた～語学力編～　7年間でTOEIC460点が860点に

まず，私のTOEIC Scoreの変遷をまとめてみる．年に２回くらいIPテストを受けていたためその時期の平均点だ．総合電機メーカーのサラリーマン時代は忙しく，始業は朝9時頃，終業は夜9時～夜11時が標準的だった．

①入社直前　　460点

②入社直後　　500点前後

③入社2年後　　600点前後

④入社5年後　　720点

⑤入社6年後　　770点

⑥入社7年後　　860点

点数がなぜ上がったかを考察してみる．

①入社直前　　460点

初めての受験．リスニングも聞き取れず，ライティングも時間が足りなかった．

②入社直後　　500点前後

英語力が向上したのではなく，TOEICに慣れただけ．リスニングでは余裕があれば先の設問に目を通す，ライティングは悩み過ぎて時間をロスしないようにするということを心掛けた．

③入社2年後　　620点前後

人生で初めて海外の会社と仕事をした．Eメールを英語で書いた．相手がヨーロッパの会社だったため頻繁に出張に行けず，会議は英語の電話会議．英語でAgendaを作って，英語で議事録を取るということを必死でやった．正直TOEIC600点レベルだとかなり苦しい．当時の上司にかなり助けてもらったと思う．

④入社5年後　　720点

3週間くらいの国内長期出張があった．出張先が田舎だったためNintendo DSと英語漬けを持っていった．出張終了後も，こまめに英語漬けをやるようになった．するとTOEICの点数が半年で100点上がった！！特にリスニング．聞いた英語を書く，シャドーイングの効果だろう．

⑤入社6年後　　770点

英会話に通い始めた．スケジュールの柔軟性から駅前留学の某英会話学校にした．昔，英語が得意な人が言っていた「自分で話せないことは聞き取れない」という言葉を思い出した．英会で会話することでリスニングの点数がさらに上がった．

⑥入社7年後　　860点

入社7年目は，かなり多くの外国人と話をする機会に恵まれた．さらに映画をなるべく「英語の音声＋英語字幕」で見るようにした．この段階でリスニングは465点になった．リスニングだけで入社前のTOEICのScoreを上回った！！①~⑤の6年間のように語彙，文法の勉強はあまりしていなかったためここから先はコツコツと単語や熟語を覚えていく必要がある．

ということで英語学習についてまとめると，TOEIC 700点くらいまでは比較的上がりやすく独学でも大丈夫だろう．そこから先は英会話に通うといった実際に英語で会話する機会が有効だと思う．

次の目標は，海外の企業に就職できるレベルの語学力の習得だ．

あるエンジニアのひとり旅

大企業を辞めたエンジニア、研究者のちょっとした日記

【大企業を退職】サラリーマン生活を振り返ってみた～語学力編～　7年間でTOEIC460点が860点に