あるエンジニアのひとり旅

大企業を辞めたエンジニア、研究者のちょっとした日記

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ワールドカップで日本代表敗戦 批判が選手の成長に繋がるのか?

6月25日の朝、ワールドカップ ブラジル大会で日本代表がコロンビアに敗れた。敗れた直後からネット上では、選手、日本代表への批判が多く見られた。その批判に対して、全力で戦った選手を批判すべきでないという意見もあったが、それに対し”何を甘いことを言っているんだ!批判が日本のサッカーを強くするんだ”という反論があった。

 

・批判が選手の成長に繋がるのか?

批判は、サッカー協会の改革、監督の更迭などには効果があるだろう。しかし、選手の成長に批判は必要無い。金メダルを期待されていたオリンピック選手が、メダルを取れなかったとしてもサッカー選手ほど批判されることはない。それでも選手は、次のオリンピックに向けて努力できる。スノーボードのハーフパイプでメダルを取ったように、一般の人があまり知らない選手でも世界トップレベルになれる。

つまり、"批判が選手を成長させる"ということは無い、と私は思う。批判ばかりしている人間が自己の意見を正当化しているに過ぎない。選手の成長に必要な要素は、選手の向上心である。海外リーグ、ワールドカップで自分より優れた選手を目の当たりにし、その選手に勝ちたいと思える者だけがさらに成長できる可能性がある。

 

これはサッカーに限った話ではない。研究者、エンジニアなども同じである。向上心を維持することができ、かつ努力できるものが一流になれる可能性がある。